実際に必要なのは、級数の総和のうちの最大の項だけであって、その他の 残りの項はn→∞の極限で消えてしまう。つまり、必要なのは最大の項だけで、残りの項を苦労して求める必要はない。
ここで言っているのは、
(n*n(n-1))/2
において、最大の項である
n**2/2
だけを考えれば良いということである。
ところが、粒子が半径rの円周上を動いているときには、粒子はB点ではなく、図3.5(b)のC点に移動する。
図3.5(b)についてはいまいちよく分からなかった。
速さが変化しないのだとしたら、線分AB=ACとなるはずで、点B,C,Oが同一線上に存在するのは明らかにおかしい。
実際には、
http://hooktail.sub.jp/mechanics/circularMotion/
のように、速度ベクトルは鋭角θ(t)とした二等辺三角形を形成し、加速度は本書と同様になる。
⊿v = v*ω*⊿t
は、極限を利用した
cosθ ≒ 1 - (1/2)*θ**2
という式を代入している。